最近、繰り返し聞いている「想見你」のサントラ。
なかでも、カレン・モクの「真的嗎」がとてもよくて何度も何度も聴いてしまう。
カレン・モクと言えば、私にとってはウォン・カーウァイの「天使の涙」、なのだけど、先日久しぶりに観てみたらなんだか退屈で観ていられなかった…
「恋する惑星」は本当に大好きで、香港で映画にでてくるエスカレーターに乗ったときはとても感動したけれど、たぶんこれも、映画よりもトニー・レオンが好きだったのかも、しれない。
今でも、「夢中人」はいつでも聴きたい楽曲のひとつだし、色あせないな、と思う。
以前なら「擦り切れるくらい聴く」と表現したと思うけれど、いまは何というのだろう。
いまはデータで聴くので、いくら聴いてもレコードみたいに擦り切れないし。
私は昭和生まれなので、形あるものを失ってきた世代だと思う。
書いて考えたほうが思考がまとまる気がするし、本は触って、めくって読みたい。音楽も、できれば歌詞カードを読んだり、ジャケットの写真で選んだりしたい。
きっと、これからは形ないものを失っていく世代になっていく。いや、もしくは形がないから失わないのかな。
きっと、どちらがいいとかではなく、いろいろな感じ方が変わっていくのだろうな。
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