「ソフトフランス」と言ってどんなパンなのか皆さんに伝わるのかしら？少々不安ではありますが。
私の出身地である横須賀では「フランスパン」というと白くてふわふわしたまるいパンのことを指します。横須賀中央駅の駅前に「横須賀ベーカリー」というパン屋さんがあって、「横ベーのフランスパン」と言えば、横須賀市民なら誰でも「あれね！」とわかるくらいメジャーなたべものなのです。
フランスパンはジャムをサンドしてもらうのが定番で、私は必ず「ピーナッツ」でした。たっぷりとはさんでくれたピーナッツジャムがふわふわのパンにじゅわっとしみこんで、学生のころの私にとっては日常的に食べられるものでありながら、とても“特別感のあるパン”だったんですよね。
その懐かしのソフトフランス。まさにこの「みそパン」もソフトフランスの生地を使ったパンで、はじめて高崎駅で見つけたときはいろいろな種類をおりまぜて10個くらい買ってしまった思い出があります。懐かしさはお財布の紐をゆるめてしまうんですね。（ついでに胃も大きくするようです）それ以降、高崎に行くことがあれば、帰りに必ず買います。
「みそパン」には、あいだに田楽にかけるような甘いおみそがはさんであります。これを開いて、バターをのせて、トーストして食べるのがお気に入り。
ミックス、あんバター、ピーナッツなど数種類あるのですが、あんバターもおなじようにトーストしてから食べると絶品です。だまされたと思って、ぜひトーストしてみていただきたいです。
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