一昔前の日本のようで、何かが違う不思議な景色。
ここは、台湾の高雄にある「書店喫茶・一二三亭」です。
この建物が建てられたのは1920年のこと。日本統治時代は日本人が経営する高級料亭だったそうです。「一二三亭」」というのは、その当時の料亭の名前を受け継いでつけられたのだとか。
いわゆる、ブックカフェ、なのですが台湾の本だけではなくて、日本の本、さらには日本の古書までが並びます。
「本」の良さや楽しみって、読むことだけではなくて、手触りやページをめくる音や、持った時の重さや、香り。そんな諸々も含まれていると思うのです。そして、本それぞれがもつ「存在感」みたいなものが心を落ち着かせる作用があるように思えてなりません。本がたくさんある場所って、どこか落ち着く気がしませんか。
本を読む時間、もっと増やすことにしよう。
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