今年も桜の季節がやってきました。
あっという間に、満開になり、あれよあれよといううちに潔く散っていく。
花の散り際にはすでに青々とした新しい葉がむくむくとでてきていて、その生命力に毎年目を奪われます。
毎年この季節に思い出すのは、 中学生のとき国語の授業で読んだ大岡信さんの「言葉の力」
「ささやかな言葉のひとつひとつにそのひと自身が反映されてしまう」ということを、桜になぞらえて書かれた文章で、
毎年、桜が咲くと「言葉の力」を思い出して、こころがきゅっと音をたてるのです。
今年も、こころがきゅっとする季節がやってきました。
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